個人の場合にも、バランスシートを作成することが重要です。
個人バランスシートを作成することでキャッシュフロー表だけでは把握できない資産構成上の問題点が発見しやすくなるからです。
@表の左側に「資産」を、右側に「負債」と「純資産残高」を記入する。
A資産から負債を引いた金額が「純資産残高」である。
B個人バランスシートにおける各金額は、「時価」ベースで記入する。
C資産は、現預金などの「流動資産」と、自宅などの「固定資産」に分けておくとさらに好ましい。
D純資産残高がマイナスの状態(資産<負債)を「債務超過」という。
Eバランスシートの改善方法として、「デフレ時代には負債を返して資産合計を縮小させる」などの方法が望ましい。
個人バランスシートの例
個人バランスシートのポイント
a. 現状を把握する必要性から、一般的には時価で記載(取得価格ではない)
b. 保険金は解約返戻金の額を記載
※貯蓄性のある生命保険は、解約返戻金の額を記入する
〔1〕バランスシートの作成バランスシートは下記の式のとおりです。
(総)資産=負債+純資産
ないし、純資産=(総)資産−負債
個人の場合、法人と違い出資による資本はないので、資産から負債を引いた残りがプラスの場合、純資産となり、また、マイナスの場合、純負債となり、資産と負債のバランスがとれていないことになります。
〔2〕バランスシート作成の留意点個人バランスシートの構成項目に決まりはなく、自由に構成できますが、法人のバランスシートのように1年以内に換金できるものを流動資産・流動負債、1年を超えるものを固定資産・固定負債とする考え方があります。
また、資産を「現金等」「投資資産」「使用資産(実際に生活に使う資産で、土地・住宅や自動車、家財などが該当)」の3つに分ける考え方もあります。
>>エクセル版の個人バランスシートはこちら